ハイキューに学ぶ脇役の役割
じぶんはそんなにアニメや映画を見るわけじゃない
逆にそのおかげで記憶に残ったものは長くじぶんの人生に影響を与えてくれる
22年4月に新卒入社を控える自分にとって2021年はハイキューが強く印象に残った
ハイキューとは
週刊少年ジャンプで連載されていた高校バレーをテーマとしたスポーツ漫画で荒削りながら才能を持つ主人公とその相棒が互いに影響しながら成長し、試合に勝利することを目指す作品である
つまり言ってしまえばスポ根漫画ってやつである
その中でじぶんが心を打たれたのはスポットライトのあて方だった
実際バレーに打ち込むためには監督、コーチ、いい仲間、ライバル、見てる人などたくさんのヒトの支えが必要である
この作品はそういう人にもちゃんとスポットライトを当てている点がすばらしいと感じた
たとえば作中で最強クラスの敵、白鳥沢高校戦において
もっともMVP的活躍をしたキャラクターは日向(主人公)でも影山(相棒)でもなくふたりに才能で劣るはずの月島であった
作中で月島は敵のエース牛島若利に好きに打たせないためのブロック布陣を提案し抑え込むことに成功し結果としてチームのインターハイ出場に大きく貢献した
じぶんはこの話を見たときにその姿勢にすごく心を動かされ、
才能も実力も足りなくても役割をちゃんと果たそうとすれば報われるときもあるよなって気持ちにさせられた
結局なにかに打ち込むにあたってスポットライトが当たり続けるのはほんの一握りの存在だろう
でもそういう人たちが輝けるのは周りもそれに準ずるくらい強いからで、
だから勝ったらうれしいし、なによりも輝けるんだろう
そういう構図のなかでじぶんのような脇役の役割は
味方なら主役が引き立つように自らが果たすべき役割を全うすること、
敵であるならば、ほんとうにいいライバルであり続けて、負けること
限界まで役割を突き詰め、そして派手に散ることこそが主役を引き立てることにつながる
(ハイキューでも決勝で最後に決めたのは日向だったなぁ。。)
たぶんこういう感想になるのは
じぶんが着実に相対的に実力が劣る存在になっていってるから(まわりのヒトのほうが優秀に感じることが多い)なんだろうけど
せっかくまあまあレベル高い会社に入れたから
そういうひとのいいライバルであれるくらいの準備はしておきたいなぁ